曼珠の通う大学の授業に「小児保健実習指導」ってのがあるんですね。
心肺蘇生やら沐浴やら色々なことをやるんですけど、今日はみんなに是非知ってほしい本があるとのことで、『ずうっと、おにいちゃん』という本を読んだんです。
で、私と友人が教壇の上で順番に音読したのですが、読んでいる最中に泣きそうになりました。
読み手だから泣いちゃマズイって判ってたんですけど、周辺から啜り声が聞こえて着て堪えるのが本当に大変でした。簡単な言葉こそ奥が深いというか。
内容(「BOOK」データベースより) From⇒アマゾン
元気だった弟がとつぜん死んだ。まだ0才のままで。どうして、たかちゃん死んじゃったの。弟の命をだきしめ、けなげに生きるのんちゃんと、おとうさん、おかあさんの深い愛情を描く感動のお話。
乳幼児突然死症候群(SIDS)で大切な家族を失い、その後の家族や周囲を描いた物語だったんですけど、本当に泣ける話でした。実際に有り得る話で、当事者じゃなければ判らない苦しみや、当事者じゃないからこそ判らない気持ちも簡単な言葉で描かれていました。
読んだ後に先生から「やっぱり本が好きな人は読むのが上手いわね」と云われて嬉しかったですが、内心は泣くのを堪えるのに必死だったのです。苦笑
+++++
此方のサイトではあまり愚痴を零したくなかったのですが、向こうで吐けないのでちょこっとだけ。
何だろう~…今まで手伝いなどやってなかった人が「このまま本番とか大丈夫なのか不安」と口にされると正直カチンときます。曼珠は一人で舞台の台本を一冊仕上げるのに何度も何度もボツを喰らっては修正して4月から7月の間、心身を削って作りました。その後も自分の役割ではないパンフレットも口だけでやらない友人の仕事もやりました。大道具こそは手伝えやしなかったものの、自分でも陰で頑張ったと思います。
みんなが動く前から動いて、今自分の衣装などの為に動いたら小言を云われるって正直納得いきません…;無駄にお金を使って経費を大幅に削った人たちと違って、予算を考えた上で自費で賄っている曼珠や少数の友人らもいます。不平不満を口にする前に同等の仕事をこなしてから文句は云って欲しいです。
PR